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2011年01月05日
サッポロビール博物館に行ってみた その2
その1はこちら。
「サッポロビール」という社名の由来は、明治9年 (1876年)に開拓使が札幌に「開拓使麦酒醸造所」を設立し、
そこで作られた「冷製札幌ビール」が社名の由来とされている。
1886年(明治19年)大倉喜八郎率いる大倉組商会が開拓使麦酒醸造所の払い下げを受ける。
1887年(明治20年)大倉と渋沢栄一、浅野総一郎らが札幌麦酒株式会社を設立。
官営「開拓使麦酒醸造所」を調べて出てくる名前がある。
「大倉喜八郎」「渋沢栄一」だ。
当たり前だが、北海道開拓には本州の巨大な政治力と資本力の都合がちらつくね。
1906年(明治39年)日本麦酒醸造(ヱビスビール)と大阪麦酒(アサヒビール)と合併し、
大日本麦酒株式会社が設立。
1933年(昭和8年)日本麦酒鑛泉(ユニオンビール)と合併。
1943年(昭和18年)櫻麦酒(サクラビール)を合併。大日本麦酒製品のシェアは全体の7割以上を占める。
しかし、同年にビールの商標が禁止されサッポロビールのブランドは消滅。
1949年(昭和24年)過度経済力集中排除法に基づき、アサヒビールと、日本麦酒(現サッポロビール)に分割。
1964年(昭和39年)に会社の商号が「サッポロビール株式会社」となる。
(年表はWikipedia参考)
そんな「サッポロビール」の歴史を感じることができる看板。

そもそもサッポロビールの本社は札幌市ではなく東京の恵比寿にある。
北海道のシェアが高かったため、それを維持していくためにも「サッポロビール」なのだろう。
変わった麦酒を見つけた。
宇宙を旅した麦の子孫から製造された「Space Barley」わずか250セット。

この「黒ラベル」記憶に残っている人もたくさんいるだろう。
このように瓶に直接印字してあるタイプ。実は意外にレアらしい。

歴代のポスターの展示がある。
最近のものでも、意外にクラシカルな雰囲気のものもある。

1階には、とても雰囲気のよい試飲所がある。

開拓使麦酒、サッポロクラッシック、サッポロ生ビールの飲み比べセット500円は大変お得だ!

しかし!妻子をベンチに待たせっぱなしで見学中のこの貴重な時間。
3種飲み比べ試飲までしては申し訳ない。
せめても、昔通りの製法により製造された「開拓使麦酒」だけ試飲してみた。
素敵な女性から注がれる「開拓使麦酒」は、グラスからこぼれ落ち続けても注がれる。

・・・なぜ?
こぼれ落ちる麦酒を集めて飲みたい衝動に駆られるのは貧乏性の証。
真剣に注ぎ続ける女性に質問してみた。
「最初に注いだ空気の多い泡を追い出して、クリーミーな泡で麦酒を包んでいます」
と笑顔で教えてくれた。
さすがサッポロビール。開拓使麦酒、クリームチーズなどのつまみ、カワイい笑顔で200円は原価割れだろう。

席に座って開拓使の気分を味わってみた。
「・・・こんなに美味いんだ。」
明治の時代に、これほど美味しい麦酒を作ることができたんだ。
冷蔵、輸送技術が未発達のため、ここまで美味しい麦酒が飲めたとは思えないが、工場で状況によっては、
この麦酒に近い味のものが飲めたんだぁ。
まったく素晴らしい。
飲んだのはただの麦酒ではないと思っている。
北海道開拓時代の人々の情熱と技術力を感じる味だ。
「サッポロビール」という社名の由来は、明治9年 (1876年)に開拓使が札幌に「開拓使麦酒醸造所」を設立し、
そこで作られた「冷製札幌ビール」が社名の由来とされている。
1886年(明治19年)大倉喜八郎率いる大倉組商会が開拓使麦酒醸造所の払い下げを受ける。
1887年(明治20年)大倉と渋沢栄一、浅野総一郎らが札幌麦酒株式会社を設立。
官営「開拓使麦酒醸造所」を調べて出てくる名前がある。
「大倉喜八郎」「渋沢栄一」だ。
当たり前だが、北海道開拓には本州の巨大な政治力と資本力の都合がちらつくね。
1906年(明治39年)日本麦酒醸造(ヱビスビール)と大阪麦酒(アサヒビール)と合併し、
大日本麦酒株式会社が設立。
1933年(昭和8年)日本麦酒鑛泉(ユニオンビール)と合併。
1943年(昭和18年)櫻麦酒(サクラビール)を合併。大日本麦酒製品のシェアは全体の7割以上を占める。
しかし、同年にビールの商標が禁止されサッポロビールのブランドは消滅。
1949年(昭和24年)過度経済力集中排除法に基づき、アサヒビールと、日本麦酒(現サッポロビール)に分割。
1964年(昭和39年)に会社の商号が「サッポロビール株式会社」となる。
(年表はWikipedia参考)
そんな「サッポロビール」の歴史を感じることができる看板。

そもそもサッポロビールの本社は札幌市ではなく東京の恵比寿にある。
北海道のシェアが高かったため、それを維持していくためにも「サッポロビール」なのだろう。
変わった麦酒を見つけた。
宇宙を旅した麦の子孫から製造された「Space Barley」わずか250セット。

この「黒ラベル」記憶に残っている人もたくさんいるだろう。
このように瓶に直接印字してあるタイプ。実は意外にレアらしい。

歴代のポスターの展示がある。
最近のものでも、意外にクラシカルな雰囲気のものもある。

1階には、とても雰囲気のよい試飲所がある。

開拓使麦酒、サッポロクラッシック、サッポロ生ビールの飲み比べセット500円は大変お得だ!

しかし!妻子をベンチに待たせっぱなしで見学中のこの貴重な時間。
3種飲み比べ試飲までしては申し訳ない。
せめても、昔通りの製法により製造された「開拓使麦酒」だけ試飲してみた。
素敵な女性から注がれる「開拓使麦酒」は、グラスからこぼれ落ち続けても注がれる。

・・・なぜ?
こぼれ落ちる麦酒を集めて飲みたい衝動に駆られるのは貧乏性の証。
真剣に注ぎ続ける女性に質問してみた。
「最初に注いだ空気の多い泡を追い出して、クリーミーな泡で麦酒を包んでいます」
と笑顔で教えてくれた。
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席に座って開拓使の気分を味わってみた。
「・・・こんなに美味いんだ。」
明治の時代に、これほど美味しい麦酒を作ることができたんだ。
冷蔵、輸送技術が未発達のため、ここまで美味しい麦酒が飲めたとは思えないが、工場で状況によっては、
この麦酒に近い味のものが飲めたんだぁ。
まったく素晴らしい。
飲んだのはただの麦酒ではないと思っている。
北海道開拓時代の人々の情熱と技術力を感じる味だ。
北海道遺産「江別のれんが」を訪ねて セラミックアートセンター
クラーク博士が残したもの 札幌農学校第2農場
北海道発展の礎 旧開拓使工業局庁舎
木造から赤レンガ 開拓使から北海道庁へ
札幌の街を見守り続ける時計台 道民との相思相愛
お引越しのご挨拶 桜咲く北海道神宮
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Posted by 「とうちゃん」 at 07:12
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