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2017年02月05日

幽玄に輝く漆を磨きあげる喜び 彦根市「ほんまもん体験」


【「ひこにゃん」と「息子」と彦根城】

「中国人観光客の爆買い!」なんて言葉が新聞を飾っていたのも、一昔前のような気がする。
最近では、外国人観光客の「爆買いから体験へ」なんて言葉も、新聞に掲載されるようになってきた。

「旅先での体験観光」が大好きな「とうちゃん」としては、ようやく時代が
「とうちゃん」に追いついてきたかな?なんてニヤリしてしまう今日この頃。






今回は、北海道を遠く離れ、滋賀県彦根市にて経済産業大臣の認定を受けた彦根仏壇の伝統
工芸士・漆塗師に指導いただける「ほんまもん体験」漆塗り箸研ぎ
に「とうちゃん」一家が挑戦してみた。

旅のお土産を、自分の手で作り上げるなんて素晴らしいことだよね。
ちなみに、この体験プログラムは彦根市のホテルに宿泊している者限定のプログラムになっている。




「ほんまもん」と言うだけあり、この体験は、感動的に「ほんまもん」だ。
天然の漆を何層にも塗り固めた箸を、慎重に研いでいくことにより様々な文様を浮かび上がらせていく。

「とうちゃん」が、ムラを出さないように慎重に丁寧に漆を研いでいくその横で、「息子」がガリガリ
と大胆に大きな音を立てて研ぎ続ける。
伝統工芸士の先生も、「あ〜ぁ」って心の中で思いつつ、辛抱強くご指導いただいた。
ちなみに「かあちゃん」は、慎重になりすぎて時間内に終わらなかった。




【研ぐ前の箸】


【研いだ後の箸】

磨くほどに、文様を変えていく漆箸。
目の細かいもので研磨するごとに、輝きを増していく漆箸。


せっかく塗った天然の漆を研いでいくのは、貧乏性の「とうちゃん」としては、非常にもったいない
気持ちでいっぱいだけど。
塗っては磨き、塗っては磨きあげて作られる漆器には、幽玄な美しさが備わ
っていくのもわかる気がするね。

人も漆も磨き上げて、スマートになってこそ輝いていくのだろう。


【磨き上がった漆箸で食べる「彦根丼」】

漆が乾くのは、湿気による化学変化によるものなので、湿気が少ない北海道では、あまり体験するこ
とできない漆器の体験。
北海道に住む「とうちゃん」一家にとって、かけがえのない貴重な体験となった。

「とうちゃん」たちが、漆磨き体験に参加するために、たくさんの人たちのご協力があった。
人件費、材料費、交通費や手間などを考えると、もうけどころか赤字になると思われるほど、配慮が
行き届いた体験だった。

京都府や名古屋に挟まれる彦根市に、観光で彦根市に宿泊する人は、あまり多くはいないと思うけど、
もし機会があれば、絶対に参加していただきたい!

お値段以上の価値を「とうちゃん」は保証します!
  


Posted by 「とうちゃん」 at 14:47Comments(0)日本のどこかで