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とことん遊ぶぞ 北海道! › LOVE 函館 › 北海道開拓の息吹も感じる「金森洋品店」

2011年10月05日

北海道開拓の息吹も感じる「金森洋品店」

函館にあった、オシャレでハイカラな店「金森洋品店」
煉瓦造三連アーチが、何とも言えないモダンな雰囲気を醸し出す。





明治11年の大火の後に、店を失った函館の旦那「初代 渡辺熊四郎」が建てたもの。



大火が函館の町を飲み込んだ時の話だけど。

大量の木材や食料を本州から購入した「初代 渡辺熊四郎」は、原価で函館市民に提供したらしい。
いくらでも需要がある大火の後で、まさかの原価提供
「人が困っている時に、利益を得るのは商人の恥」・・・

この行為から得た信用と名声は絶大だろう。



【資料館内にある、当時の金森洋品店の模型】


このような大火に対応するべく開拓使は、大火が多い函館の街に防火建築を普及させるため
耐火設備の普及に奨励金を出した。

その報奨金を活用したか、していないかは知らないけれど、

金森洋品店は、屋根裏までレンガで造られた堅牢な耐火構造となっている。
外観は、日本人の好みに合うように漆喰で塗り込められている。
レンガを多用する事で重量が増す事に対しては、角部に「コーナーストーン」を据えて強度を増している。

このように、防火技術など当時の粋な技術が施した建物は、
明治40年大火にも耐えて、今年で築131年
それでも「市立函館博物館郷土資料館」として元気に営業中。



金森洋品店の1階。
たくさんの函館の市民や外国人の客が訪れて、
見た事が無いような珍しい洋品を選んでいたんだろうな。







展示されていたオブジェの「木箱」
「KAITAKUSI(開拓使)」と印字されている文字が、非常に興味深かった。



内容物は「鮭」「鹿肉」「ビール」。
英語表記ということは、外国人向けに生産されているものなのか。



店内には、当時販売されていたであろう「缶詰」「瓶ビール」も展示されている。
特に鮭の「缶詰」は、以前に石狩市の資料館で見かけた「缶詰」に似ている気がする。

ちなみに、日本で初めて造られた缶詰工場は、石狩市石狩川河口付近にあった「開拓使石狩罐詰所」
有名なクラーク博士が設立に協力していた。

鹿肉の「缶詰」は、どこで造られていたんだろう。





建物2階では、
建物の構造の説明、当時使用されていた器具、ジオラマによる当時の金森洋品店がされている。
漆喰が剥がされ、むき出しになったレンガには、「明治7年」という刻印がされていた。




函館の有名な観光地「元町」にあり、観光客が徒歩でも訪れやすい。
事前の情報無しに「ブラッ」と訪ねるならば、ちょっと物足りないけれど、
「初代 渡邊熊四郎」と「レンガ」と「開拓使」が好きな方?は、是非訪れてはいかがですか?




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Posted by 「とうちゃん」 at 05:56│Comments(0)LOVE 函館
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