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2012年11月12日
晩秋の色に染まる 函館公園を散策してみると

日々秋深まっていく、素敵な函館の秋を惜しむ「とうちゃん」です。
桜の咲く季節、藤の香りが満る季節、長い坂を上りたくなる季節。
そして、日々紅葉が進んでいく、今の季節。
休日に家で過ごすなんて、もったいなさ過ぎです。
青柳町の坂道にも負けず、愛自転車「とうちゃん」号に乗って、明治12年に開園した「函館公園」
に駆けつけてみた。

【明治山から公園を望む】
渡邊熊四郎を始めとする函館の有力者達は、資金や樹木、土地、石材等を寄贈、一般市民は労働力を
提供して、文字通り「市民の手作り」による造築された公園。

【旧博物場】
公園内に残されている、開拓使による博物場。
涼やかな建物の雰囲気、夏の朝が似合う建物だと思う。
何となく、風に揺れる牧草が似合いそうな・・・感じ?

【白川橋】
北海道で最初に建設された洋式石橋と言われている「白川橋」。
1879年(明治12年)に、浅田清次郎が自費で造って寄付したものらしい。
現在は、その歴史的価値から「土木遺産」に認定されている。


横から「白川橋」を眺めてみる。
弧を描いたアーチ型に積まれた石の安定感。
小さいながらも、頼もしさを感じてしまう。
「白川橋」は、明治14年に明治天皇が巡幸された際の侍従である北白川官能久親王が、馬車でこの
橋を渡られた際に、名付けたといわれている。
自費で作って寄贈した浅田さんの立場が心配になるのは、「とうちゃん」だけでは無いはずだ。

「白川橋」の近くには、孟宗竹林が青々と茂っている。
北海道の気候風土では、育たないとされていたが孟宗竹。
最初は1株7本を植えただけだったのに、立派な竹林に成長した。
ここが孟宗竹の北限とさえ考えられている、本当に貴重な竹林。
青柳町を散策していると、たまに見かける孟宗竹。
見過ごしがちだけど、北海道ではとても珍しい植物なんだよね。

紅葉する木の下で、コーヒーカップを堪能する「息子」。
「とうちゃん」が知る限り、一人で遊園地の遊具に乗るのは初めてじゃないかな。
これから先が・・・思いやられるってことだ。


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Posted by 「とうちゃん」 at 05:47│Comments(0)
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