とことん遊ぶぞ　北海道！

夏休み最後の寂しさに襲われている「とうちゃん」に「かあちゃん」が突然言った。
「七飯町にクワガタ狩りに行くしかない！」
息子（復唱）→「行くしかない！」

「とうちゃん」→「・・・・・」


折衷案で、大沼湖水まつりに行くことにした。



1906年から今年で102回目を迎える大沼湖水まつり。
大沼湖面に多数の灯ろうを浮かべ、水難者、新亡者、先祖供養のための灯ろう流し、花火大会で有名なイベント。






目的がクワガタ狩りだったため、出発は１８時。
大沼の祭り会場に到着すると、既に薄暗くなっていた。
祭りの出店を照らす、裸電球のやさしい明かりに、息子が引き寄せられる。
気持ちは分かるけど、先に進もうよ。






会場のステージでは、函館の学生連合さんによる「よさこい」が行われていた。
ちょっとだけ流れた「イカ踊り」の音楽に、息子も興奮して踊っていた。





ステージも終了した頃、あたりも薄暗くなっていた。
かすかに色づく空と湖が・・・ねぇ、宵っていうの？きれいだよね。





景色に見とれていると「灯籠」が流れてきた。

・・・この美しさを写真で撮る技術がないことが残念だ。

「湖で死んだ人たちを慰める光なんだよ」って息子に教えると、
怖がって甘えっ子になっちゃった。




供養の灯籠は、この会場で１灯千円で流すことができる。





もちろん祭りを締めくくるのは「花火大会」
音と光がとても近いところにある。
体がビリビリするほどの大爆音と激しい光に、見とれてしまう夏の夜。

この時間が過ぎるのがもったい。





祭りも終わって、いよいよメインイベントの「クワガタ狩り！」

・・って思っていたら、渋滞に巻き込まれて、いつのまにやら息子が夢の中。

寝てくれてありがとう。


ちなみに周辺道路、大沼を周回する道路から国道５号に入るところで渋滞していた。
特に、北側の道路は、信号の待ち時間も長く１km程の列ができていた。
帰るときは南側の道路の方が、良いような気がする。





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