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2010年11月15日
当別町「フィールデイズインジャパン2010」に行ってみた 1
Fieldaysとは、ニュージーランドで毎年行われている国民的農業祭。
店で野菜を購入する人などに、農業の現場や環境問題を身近に感じてもらい、
農家と消費者、お互いに理解し合おう!という取り組みだ。
その日本版として、当別町では「Fieldays in Japan」として毎年開催されている。
今年度は口蹄疫の影響で屋内での開催となった。

イベントは「地球に優しい農業」に関するフォーラムで始まった。
基調講演は、慶応義塾大学大学院SDM研究科教授の「林 美香子」氏。

内容は「次世代へ繋がる農業、都市と農村がどのように共生していくのか」ということについての基調講演。
その後、3名のパネリストによるパネルディスカッション。

左側から、大塚ふぁーむ代表「大塚 裕樹」氏、有限会社フードアトラス代表取締役「川端 美枝」氏
そして株式会社コンサルティングオフィス辻村 代表取締役「辻村 英樹」氏
私なんかが具体的に感想を述べても、講演の素晴らしさが伝わらないと思うけど、
勢いのある方々の話は、コチラの方まで熱意とやる気が伝わってくる。
心に残った言葉は、
「ユーモアと厳しさのバランス」「行きつけの農家」「いいものを作るのも大事だが、誰に売るのか?」
「スイスの小学生の土地の作物を食べるのは当然という意識」・・・等々。
実際の体験に基づいた素晴らしい言葉が、いたるところに散りばめられた講演だった。
第2部「大地のレストラン」では
「食は人を良くするものである」のテーマに「佐藤 琢磨」氏が、
野菜などが有する抗酸化力、免疫力、解毒力についてデザイナーフーズ株式会社「丹羽 真清」代表取締役社長が講演を行った。

「写真はデザイナーフーズ株式会社「丹羽 真清」代表取締役社長」
特に、地元の野菜の素晴らしさについて、様々なデータを元に科学的に語る丹羽社長の話は印象的だった。
今まで自分は、野菜を考えるときには味、色、形そして一般的な栄養等の成分で考えていた。
しかし、今回の講演で教えていただいたことは、
「同じ種類の野菜でも、育つ土壌、時期によってこれらの成分が変化するため、
自分と同じ太陽を浴びて育った「旬の野菜を食べる」ことがとっても大切ということ」だ。
野菜のPRポイントを「抗老化」「免疫力」「解毒」等の力としてとらえる。
この能力を数値化して提示できるならば、消費者としてこれほど分かりやすく、非常に有効な情報と思う。
「今日は二日酔いだから「解毒効果」の高めの旬の野菜かな?」とか、
「化粧ののりが悪いから、抗酸化力の高い野菜を食べよう!」と考えることができる。
しかも同じ種類の野菜でも、時期や生産者によっては、その数値が大きく変化する。
効果は旬の野菜ほど高くなる。また体に良い野菜は美味しいらしい。
まさに地産地消をすすめる科学的根拠そのものだ。
こんなこと、今まであまり考えたことがなかった。
今までは「この野菜は、ビタミンCが豊富だから・・・・」などと考えていたけど、
よく考えてみたらビタミンCってなんだろう。
なんとなく体によさそうな気はするけどね。
なるほどね。
地産地消は、地域のためになることはもちろん、旬の材料を美味しく食べることができ、体にもいいんだ。
地域を応援する気持ちだけではなく、自分の体にも良く、しかも美味しいなんて。
とても良いことを知った1日だ。
〈その2に続く〉
店で野菜を購入する人などに、農業の現場や環境問題を身近に感じてもらい、
農家と消費者、お互いに理解し合おう!という取り組みだ。
その日本版として、当別町では「Fieldays in Japan」として毎年開催されている。
今年度は口蹄疫の影響で屋内での開催となった。

イベントは「地球に優しい農業」に関するフォーラムで始まった。
基調講演は、慶応義塾大学大学院SDM研究科教授の「林 美香子」氏。

内容は「次世代へ繋がる農業、都市と農村がどのように共生していくのか」ということについての基調講演。
その後、3名のパネリストによるパネルディスカッション。

左側から、大塚ふぁーむ代表「大塚 裕樹」氏、有限会社フードアトラス代表取締役「川端 美枝」氏
そして株式会社コンサルティングオフィス辻村 代表取締役「辻村 英樹」氏
私なんかが具体的に感想を述べても、講演の素晴らしさが伝わらないと思うけど、
勢いのある方々の話は、コチラの方まで熱意とやる気が伝わってくる。
心に残った言葉は、
「ユーモアと厳しさのバランス」「行きつけの農家」「いいものを作るのも大事だが、誰に売るのか?」
「スイスの小学生の土地の作物を食べるのは当然という意識」・・・等々。
実際の体験に基づいた素晴らしい言葉が、いたるところに散りばめられた講演だった。
第2部「大地のレストラン」では
「食は人を良くするものである」のテーマに「佐藤 琢磨」氏が、
野菜などが有する抗酸化力、免疫力、解毒力についてデザイナーフーズ株式会社「丹羽 真清」代表取締役社長が講演を行った。

「写真はデザイナーフーズ株式会社「丹羽 真清」代表取締役社長」
特に、地元の野菜の素晴らしさについて、様々なデータを元に科学的に語る丹羽社長の話は印象的だった。
今まで自分は、野菜を考えるときには味、色、形そして一般的な栄養等の成分で考えていた。
しかし、今回の講演で教えていただいたことは、
「同じ種類の野菜でも、育つ土壌、時期によってこれらの成分が変化するため、
自分と同じ太陽を浴びて育った「旬の野菜を食べる」ことがとっても大切ということ」だ。
野菜のPRポイントを「抗老化」「免疫力」「解毒」等の力としてとらえる。
この能力を数値化して提示できるならば、消費者としてこれほど分かりやすく、非常に有効な情報と思う。
「今日は二日酔いだから「解毒効果」の高めの旬の野菜かな?」とか、
「化粧ののりが悪いから、抗酸化力の高い野菜を食べよう!」と考えることができる。
しかも同じ種類の野菜でも、時期や生産者によっては、その数値が大きく変化する。
効果は旬の野菜ほど高くなる。また体に良い野菜は美味しいらしい。
まさに地産地消をすすめる科学的根拠そのものだ。
こんなこと、今まであまり考えたことがなかった。
今までは「この野菜は、ビタミンCが豊富だから・・・・」などと考えていたけど、
よく考えてみたらビタミンCってなんだろう。
なんとなく体によさそうな気はするけどね。
なるほどね。
地産地消は、地域のためになることはもちろん、旬の材料を美味しく食べることができ、体にもいいんだ。
地域を応援する気持ちだけではなく、自分の体にも良く、しかも美味しいなんて。
とても良いことを知った1日だ。
〈その2に続く〉
森と湖そして定山渓ダムに親しむ非日常体験!
幸せの蹄鉄 カルチャーナイトin札幌競馬場
呆れるほどの晴天に描かれる軌跡 札幌航空ページェント
ドッキドキ!縄文式土器を焼いてみよう! 北海道博物館
身近に潜んでいる技術を感じつつ 寒地土木研究所一般公開
笑顔が溢れる SAPP‿RO Flower Carpet
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Posted by 「とうちゃん」 at 04:12
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