北海道教育大学の学園祭に行ってみた

「とうちゃん」

2011年06月30日 06:30



にぎやかな雰囲気に流されるままに、
北海道教育大学函館分校の第45回学園祭に行ってみた。


学園祭は大好きだ。
いつもとは違う雰囲気に包まれる校舎に学生さん達のイキイキとしている笑顔。
大学の施設を見学してみたり、いろんな人と話してみたり。





訪れた時間が早かったのか、準備中の出店が多い。
「鳥の唐揚げ」「焼きそば」「揚げアイス」「クレープ」などは学園祭の定番だろう。
ステージではイベントが行われ、他の場所ではチアリーディングの演技が見る事ができた。

・・・もちろん妻が同伴することは言うまでもない




息子が遊ぶ事ができるスペースもあった。
ボールプールや輪投げ、スライム作りにも参加する事ができる。




そんなイベントの最中ではあったけど、こんな施設を見学してみた。



北方教育資料館・夕陽記念館」


北海道において教員養成の先駆として、
明治9年に函館市内(のどこか)に「小学教科伝習所」が設置され、大正3年に現在地に校舎が移転。
昭和24年には、北海道教育大学函館分校となり
昭和43年、新校舎設立に伴い、校舎正面部を残して解体された。


(現地の立看板 参考)


ちなにみ、函館市中央図書館が所蔵している大正14年の地図の一部を拝借してみる。



旧亀田川が切り替わる前から、この地に設置されていた建物だ。
地図から推測するに、亀田八幡宮と火葬場の他は、民家もまばらな田舎だったのだろう。

大学前の曲がった道路は、現在でも形が残されている。







函館師範学校時代の写真、アルバム、新聞、書物、書簡、衣服、絵画、彫塑などが展示してあり、
施設見学は、月~金曜日までは図書館に、土・日曜日は学校正面受付に申出によりいつでも可能とのこと。


北海道における、教員養成の始まりに触れてみるのも面白いかも。
(私も内部見学はしていないので、エラそうな事は言えないけれど)


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