昼に輝くアンタレスと宇宙旅行と旭川市科学館

「とうちゃん」

2011年11月26日 09:51

「アルタイル」は、夏の夜を飛翔する「わし座」のアルファ星。
全天で12番目に明るい恒星で、太陽系から16.7光年の位置に存在する。

別名を「牽牛星」「彦星」とも言い、夏を代表する星の一つ。
この「牽牛星」という名称は、 春秋戦国時代の『詩経』が初出とされているほど、歴史あるもの。


夏の夜、離れて暮らす妻(こと座のベガ)を思いつつ、悲しく瞬く「アルタイル」。
女性に夢中になって、仕事を忘れちゃうと身を滅ぼすという、昔の教訓だね。




そんな「アルタイル」を、冬の昼間に観測させてくれたのは、
旭川市科学館の4階にある天文台。





当たり前だけど忘れていたのは、
輝く太陽で目には映らない、確かに存在している星々の存在。









星にとっては短く、「とうちゃん」にとっては長い17年の歳月。
ようやく地球までたどり着いた「アンタレス」の光。


あれ?この光が瞬いたのは、地下鉄サリン事件が発生した頃だとすると・・・・
17年って、あっという間のような気がする。







人類の英知は、星空の旅を可能にした(嘘)
そんな夢のようなマシンがこれだ!






定員170席の広い空間に、リクライニングシート、回転するシート、ペアシートなどが用意され(本当)、
快適な星空の旅を約束してくれる。
マシンは、ドイツの「カールツァイス社」製で、(本当)
レーザーの最大出力38,000Mcd のハイパワーを誇り、(嘘)
巨大な隕石も一撃で粉々に砕いてしまう!(嘘)





「とうちゃん」に疑問が生じる。
「なぜ大人は、満天の星空を眺めていると、眠ってしまうの?」

星間旅行においては、これが正しい過ごし方である事は「藤子不二雄」先生の文献でも確認できるけど・・







思い思いに?星間旅行を満喫した「とうちゃん」一家。
上映後は、コックピット見学を行った。

親切なパイロットが「息子」に、宇宙船の操作方法や「流れ星の秘密」を教えてくれた。
この宇宙船は、星間旅行を行うのみならず、地球に落下する「流れ星」を
ボタン一つで制御できるらしい。






驚愕の事実に、感動を隠せない「息子」。
将来の夢は、宇宙船のパイロットになることらしい。
そして「とうちゃん」の夢は、息子が操縦する宇宙船に搭乗することだ!

親子で夢に向かって訓練中。




【月面歩行訓練を受講している「息子」】  【宇宙船の搭乗訓練を受講する「とうちゃん」】





【シャボン液をコーティングしている「息子」】 【船外活動のロボット操作を訓練中】




平日の昼間に訪れる科学館は、来館者が少なく快適に楽しむことができた。

来館者と職員の数を比べてみても、明らかに来館者の方が少ない。
まさに「とうちゃん」一家のプライベート科学館と言えてしまうほどだった。







にほんブログ村


関連記事