我が青春の「旭川買物公園」の思い出

「とうちゃん」

2011年11月25日 06:24




【サキソフォン吹きと猫(作:黒川晃彦)】




平和通買物公園を散歩するのは、本当に久しぶり。


子供の頃から見慣れている景観に、見慣れない景色が忍び込んでいる。
この【サキソフォン吹きと猫 】も、「とうちゃん」的には見慣れない景色の一つだけど。





OKUNOの前で、ジャズに聞き入り「ニンマリ」している猫の表情が素敵。

あえて猫の表情を掲載しないのは、実際に見て欲しいから。
作品の全体を見る人やジャズマンの横に座る人は、よく見かけるけど、
猫の表情をじっくりと覗き込む人って少ないと思うんで。


携帯電話が普及する前、「とうちゃん」の若かりし頃。
友人と飲みにいく時は「18時にOKUNO前で待ち合わせ!」が定番だった・・よね。
みんなで飲みにいくのも情報の連絡に一苦労だった。

携帯電話があれば、だいたいの場所と時間さえ決めればよい現代。
待ち合わせをする時の、ワクワク感と不安感が薄れている気がする。


「OKUNOで待ち合わせ」という言葉の響きが、若い「とうちゃん」に楽しい夜を予感させたもんだ。









【手(作:木内禮智)】


毎日のように飲み歩き、語り明かした友がいた。
そんな友が泥酔して落ちた(飛び込んだ?)噴水が・・・この作品だ。
冷たい水に落ちて(飛び込んで)しまうほど、「手」が気に入っていた友人とも音信が途絶えて久しい。

「とうちゃん」の記憶では、4条買物公園付近に設置されていたのに、
いつの間にやら、ちょっと寂しい買物公園の8条まで移動していた。

それでも「手」は、この場所が気に入っている気がする。
だって「手」のひらには、買物公園のすべてがあるのだから。








【ケンタッキーフライドチキン 旭川3条店】


ここでアルバイトをしていたのは、17歳の「とうちゃん」だ。
もらえた時給も580円くらいだった。
一生懸命作り続けたチキンは、たくさんの旭川市民の胃袋を満たしていた。

「とうちゃん」が働いていた頃は、ケンタッキーの店の中でも、
日本で一番売り上げの多い店だと聞かされていた(未確認)。
まぁ・・・・それでも時給580円だったけどね。




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