「幸福」から「愛国へ」行ってみた 1

「とうちゃん」

2010年12月04日 06:26

1987年に廃止された日本国有鉄道広尾線の駅「幸福駅」から「愛国駅」まで行ってみた。



駅名の縁起の良さからも有名な観光地となっている「幸福駅」



この「幸福」という地名。その縁起の良い響きの起源を調べてみると、

「アイヌ語で「乾いた川」を意味する「サツナイ」。
これがこのあたりの地名となっていた。
1897年(明治30年)、福井県大野から集団移住が行われ、村には幸震(サツナイ)の字があてられた。
「ナイ」に震をあてたのは、地震のことを古語で「なゐ」と呼ぶためである。
しかし難読であるため、次第に音読みで「こうしん」と呼ばれるようになった。
その後、幸震には福井からの移住者が多かったことにちなみ、集落名が幸福と改められた。」

幸福って「幸せな福」じゃなくって、「乾いた、福井」だったんだ。




幸福駅跡の廃線路には、当時のディーゼルカーが静態保存されている。





お土産屋が2件並んでいる。

そして「幸福駅」の中には、乗車券や名刺、プリクラがビッシリ貼られている。
経緯はわからないが、何となく縁起が良さそうなことは理解できるが、○○さんの名刺を見つけた。
会社の名前が入った名刺を置いていくのはイイけどね。
知人に見つかると、ちょっと恥ずかしい気がするのは私だけ?



何気なく売店をのぞいていると、店のおじさんが教えてくれた。

「なんて素晴らしい日に「幸福駅」に来たんだろう!」

こんな雨の日?

「今日はなんと!「夫婦いい夫婦(平成22年11月22日)」の日だよ!」

やられた!



はい、購入しました。
この切符、400円。
しょうがないよね。


しかし、この「幸福」という地名。いいね。
どんなことをやっても目立つね。

←「幸福神社」

「幸福運輸(実在)」「幸福商事(仮)」「幸福商店(仮)」「イオン幸福店(仮)」
「三菱重工幸福工場(仮)」←武器作っていたら弱そう





楽しい気持ちで「愛国」に向かった。

その2はこちら。


関連記事