大地への彫刻 心地よい青空が広がるモエレ沼公園

「とうちゃん」

2016年05月21日 06:32



「全体をひとつの彫刻作品とする」
そのコンセプトのもとに造成されたモエレ沼公園。

1982(昭和57)年に着工、23年をかけて2005(平成17)年に グランドオープンした札幌市の総合
公園。世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが基本的な設計を行ったことで知られている。



広大な敷地には幾何学形態を多用した山や噴水、遊具などの施設が整然と配置されており、自然と
アートが融合した美しい景観を楽しむことができる。

そう言われてみると、「とうちゃん」のような素人カメラマンでさえ、それなりに絵になる写真が
簡単に撮影できる気?がする。





札幌市東区唯一の山である「モエレ山」。
不燃ゴミや残土を積み上げて築かれた人工の山。麓からの高さは52mで10分ほどで登頂することが
できる。




山頂部分は、札幌市内全体を見渡せる展望台。
ちょっと強めに吹く風が心地よい。
「全体がひとつの彫刻作品」として設計された公園を見下ろすと、幾何学形態の美しいレイアウトを
眺めることができる。




公園の中央には、円状のカラマツ林に囲まれて直径48mの「海の噴水」がある。
1日3~4回、間欠泉のように噴水される。



よく晴れた日に。
日陰がない噴水周辺で、40分もの噴水プログラムを鑑賞するのは、なかなか厳しいものがある。
暑いからってカラマツ林の木陰から鑑賞すると、よく見えないし。




直径2mのステンレスの円柱を三角に組み上げ、真下に芝生の円いマウンドを盛り上げた、シンプ
ルでダイナミックなモニュメント。
青い空に素晴らしく映える壮大なモニュメントだけど、芸術心の足りない
「とうちゃん」としては、コメントが難しいところ。




ルーブル美術館のガラスのピラミッドを彷彿させるガラスのピラミッド。
角度によって様々な顔を見せてくれるガラスのピラミット。
周囲の自然を映し出すガラスは、シンプルに美しい。

環境負荷配慮のために館内の冷房システムには、北海道らしく「雪冷房」を導入しているんだって。




遠目に見ると彫刻だけど。

コンサートや舞踊などのパフォーマンスの舞台。
半球形の建物は反響板を兼ねており、内部にはトイレなどが組み込まれています。
近くに寄ってみて驚いたよ、こんな贅沢なトイレがあるなんて。




海のない札幌の子どもたちに、ノグチが贈った水遊び場。

モエレビーチは、海辺をイメージして造られた子供たちのための水遊び場。
池の中心から湧き出した水は美しい波紋を描きながら、珊瑚で舗装された海辺へと広がっていく。
小さな子供でも安心して遊べる、真夏の快適スポットだ。




モエレ公園で思うこと。
空間が非常に贅沢だということ。
「息子」と遊ぶときは公園だけど。
カメラのファインダーを覗くと、美しい絵が展開されていること。


【参考 モエレ沼公園HP】

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