5月27日に稲を植えて。
草を刈り、収穫して天日に干す。
そしていよいよ籾殻を取り除き、玄米を手にする時が来た、吹く風も冷たい晩秋の函館市。
天日で干された精米したての「ふっくりんこ」。
いったい、どんな味がするのだろう。
脱穀作業よりも、新米「ふっくりんこ」が気になりすぎて、作業が手に付かない。
【脱穀作業に勤しむ「息子」】
昔ながらの足車式って言うのかな?脱穀機を使用しての作業。
物珍しさに群がる子供達と「とうちゃん」。
稲に残る籾「もったいないなぁ〜」って思っていたら、おじさんが教えてくれた。
「熟していない米は、脱穀されないからしょうがないよ。」
なるほど〜。
熟していないからこそ、脱穀されないんだ。
頭では理解できるけど、なんかもったいない気が・・・。
作業と写真撮影に勤しむ「とうちゃん」。
作業参加者が著しく減っていたことに気がつかなかった。
すでに新米が炊きあがり、そちらに参加者が群がっているという事実に。
ビニールテントに駆け込み、艶々ピカピカ炊きたて熱々の「ふっくりんこ」。
第1印象は・・・・想像していた以上にね、ごはんの量が多いこと。
世間一般のご飯1膳は、こんなに多いんですね。
味の印象は、美味しいけれど家で食べている新米「おぼろづき」も十分に美味しい!
流通が素晴らしいのか、加工が素晴らしいのか、それとも「とうちゃん」の味覚が鈍いのか。
まぁ、十分美味しかったと言うことで。
付け合わせの漬け物、味噌汁も美味しかったし。
それだけで満足です!
【今年の配分は少なめ?らしいけど】
新米を試食して、米の配分が終了すると、ほとんどの方々が帰ってしまった。
【稲の中に混ざる藁やゴミを取り除く作業】
【籾殻(もみがら)をはずす作業「ダップ」】
結構時間がかかる作業なんですね。
だんだんと
、生米の香りが漂ってくる。
ようやく「米を収穫できたんだなぁ〜」っていう気持ちになった。
後で知ったことだけど、現代的な農業では、コンバインが刈入れから脱穀、籾殻と種の選別まで一気
にやってしまうんですね。
手作業で米の収穫作業を行っていると、機械の便利さが良く理解できる。
函館市亀尾ふれあい農園のスタッフさんには、大変申し訳ないけれど、半年間、たいした仕事はして
いない「とうちゃん」一家、生意気にも米を栽培した気分に浸ることが出来ちゃいました。
機会があれば、来年は「蕎麦栽培」に参加してみたいな〜。
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