田植え〜脱穀まで 口にする新米の旨さ!

「とうちゃん」

2012年11月01日 05:42

 5月27日に稲を植えて。
 草を刈り、収穫して天日に干す。

 そしていよいよ籾殻を取り除き、玄米を手にする時が来た、吹く風も冷たい晩秋の函館市。



 天日で干された精米したての「ふっくりんこ」
 いったい、どんな味がするのだろう。
 脱穀作業よりも、新米「ふっくりんこ」が気になりすぎて、作業が手に付かない。


【脱穀作業に勤しむ「息子」】



 
 昔ながらの足車式って言うのかな?脱穀機を使用しての作業。
 物珍しさに群がる子供達と「とうちゃん」。
 稲に残る籾「もったいないなぁ〜」って思っていたら、おじさんが教えてくれた。

 「熟していない米は、脱穀されないからしょうがないよ。」

 なるほど〜。
 熟していないからこそ、脱穀されないんだ。
 頭では理解できるけど、なんかもったいない気が・・・。

 
 作業と写真撮影に勤しむ「とうちゃん」。

 作業参加者が著しく減っていたことに気がつかなかった。
 すでに新米が炊きあがり、そちらに参加者が群がっているという事実に。





   
 ビニールテントに駆け込み、艶々ピカピカ炊きたて熱々の「ふっくりんこ」。
 第1印象は・・・・想像していた以上にね、ごはんの量が多いこと。
 世間一般のご飯1膳は、こんなに多いんですね。
 
 味の印象は、美味しいけれど家で食べている新米「おぼろづき」も十分に美味しい!
 流通が素晴らしいのか、加工が素晴らしいのか、それとも「とうちゃん」の味覚が鈍いのか。
 
 まぁ、十分美味しかったと言うことで。
 付け合わせの漬け物、味噌汁も美味しかったし。
 それだけで満足です! 


【今年の配分は少なめ?らしいけど】


 新米を試食して、米の配分が終了すると、ほとんどの方々が帰ってしまった。



【稲の中に混ざる藁やゴミを取り除く作業】



 


【籾殻(もみがら)をはずす作業「ダップ」】


 結構時間がかかる作業なんですね。
 だんだんと生米の香りが漂ってくる。
 ようやく「米を収穫できたんだなぁ〜」っていう気持ちになった。

 後で知ったことだけど、現代的な農業では、コンバインが刈入れから脱穀、籾殻と種の選別まで一気
にやってしまうんですね。

 手作業で米の収穫作業を行っていると、機械の便利さが良く理解できる。


 

 函館市亀尾ふれあい農園のスタッフさんには、大変申し訳ないけれど、半年間、たいした仕事はして
いない「とうちゃん」一家、生意気にも米を栽培した気分に浸ることが出来ちゃいました。
 
 機会があれば、来年は「蕎麦栽培」に参加してみたいな〜。




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