夜の函館市十字街。
昔の函館市の中心地であり、繁華街であったこの地域。
ひときわ重厚で威厳のある建物がある。
「旧丸井今井百貨店(呉服店)」
この建物の中には、人類の英知の結晶、ドラえもんのアニメで有名な、
「タイムマシン」が極秘に保管されている。
・・・・なんて雰囲気すら醸し出している、夜の「函館市地域交流まちづくりセンター」
函館観光に必要な情報を収集でき、様々なパンフレット、地図なども提供されている。
しかも「まちづくりセンター」の建物自体が、歴史的建築物であり観光スポットにもなっている。
写真のとおり外壁には、様々な装飾が施されている。
この建物は、1923(大正12)年にの丸井百貨店(呉服店)として建設された。
丸井今井撤退後は、市役所分庁舎(水道局)として使用された時期もあったけど、
2006(平成18)年に「まちづくりセンター」として活用されている。
もちろん内部は改装されて、一見してはデパートの面影は見られない。
っていうか、大正時代に作られた建物にも見えないけど。
大理石の階段が、当時の函館経済を象徴している気がする。
受付周辺の大理石には、貝の化石が埋まっているので、見つけてみてね。
などと考えながら建物の奥に進んでいくと、見つける事ができた。
そう
「タイムマシン」だ。
過去の謎を解き明かしにいこうか。
それとも、未来の国を覗きにいこうか?
・・・という訳で、東京以北最古の手動制御のエレベーターは、現在も稼働中。
エレベータに設置されているゴージャスで金ピカだけれどもシンプルな機器類。
歴史を感じるね。
このエレベーターが設置されたのは1930(昭和5)年の建物を改築したとき。
そして手動式エレベーターを操作していたのが
「エレベーターガール」
今のエレベータのように、ボタンを押すだけではない。
金ピカのレバーを巧みに操り、エレベータとフロアーの間に段差を作ることなく、
目的の階にぴったりと到着させつ技術を持つ
「エレベーターガール」
まさに、当時の憧れの職業だったに違いない(「とうちゃん」も、ある意味憧れています)
ちなみに、このエレベーター。
とある邦画で、タイムマシンとして撮影に使用されたらしい。
なーんてオチをつけてみた、今日の「とうちゃん」でした。
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