江差町 姥神大神宮に行ってみた

「とうちゃん」

2011年08月10日 06:08



むかしむかし、あるところに・・・・

通りすがりの「おじいさん」から、不思議な水が入った小瓶を貰った「おばあさん」。
「おじいさん」に言われたとおり、その水を海に注ぐと、海が乳白色になって、
それ以来、ニシンが大量に捕れるようになり、人々は飢えから救われたそうです。



【「おばあさん」が貰った瓶子が形を変えたと言われる瓶子岩】


この「おばあさん」を祭ったのが「姥神大神宮」の始まりらしい。




・・・で「おじいさん」は、祭らなくても良いのか、ちょっと不安な「とうちゃん」です。





社伝によれば、創建は1216年と伝えられ、北海道最古の神社であるとも考えられる。
1216年と言えば、あのチンギスハーンが、暴れまくっていた時代だ。

1644年には、津花の地から現在地に遷宮し、渡御祭はこの頃から行われたと考えられているらしい。

(江差町HP 参考)


江差の町。
明治初期まで北前船によるニシン漁で栄えた町。
その名残は、海岸線付近に見ることができる「横山家(築200年以上)」「旧中村屋住宅」
「姥神大神宮」などの寺院からも、想像する事ができる。





京都名物として知られる「ニシンそば」は、
かつては、江差から北前船によって運ばれたニシンによって作られたらしい。
江差町で現在もニシンそばの味を守り続けている「横山家」のニシン蕎麦は一度は食べてみたいところ。




もちろん!
春に訪れていた江差町について、ブログを書いてみたのは、
北海道遺産の一つでもある「姥神大神宮渡御祭」を意識して。

毎年8月9日、10日、11日に姥神大神宮の神輿3台に供奉する13台の山車が、
由緒ある人形、装飾品で飾られ町内の威信をかけて個性を競いながら錦の御旗をひるがえし、
祭囃子の調べにのって町内を巡行する江差町が熱く輝く3日間

一番古い山車人形は、神功山の神功皇后で1754年に製作されたらしい。


行きたかった!(既に過去形)

会社休んで行くつもりだったのに・・・。
「とうちゃん」の大事な息子が「アデノウイルス」に感染し40度近い熱で寝込んじゃった。
熱が下がるまで、5日以上かかるらしい。

これも「姥神様」の、「少しは休ませてあげて」っていう御神託かな。



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