札幌「時計台」に行ってみた

「とうちゃん」

2010年09月30日 06:30


いつも気になっていた、札幌「時計台」に行ってみた。
入場料は微妙な金額設定の、大人「200円」。子供は無料。
駐車場はもちろん無い。


ちなみに本日、家族は家で留守番です。

北海道観光の「がっかり名所」という不名誉な呼び名もあるみたいだが、
古い地図を片手に歩く、旧北海道庁、時計台(札幌農学校演武場)
そしてサッポロビール博物館(開拓使麦酒醸造所)は浪漫に溢れている。

ちなみに、古地図と現在の地図を見比べていると、
どうしても時計台の位置が一致しなかったのだが、
どうやら当初は北2条西2丁目に設置されていたが、
明治39年に移設されたらしい。


時計台を訪ねて初めて知ったことだが、時計台の時計は後付だ。
第3代開拓長官「黒田清隆」が「時計がついていてもイイんじゃない?」との提案により、
設置されたらしい。
ちなみに、この時計の動力は「おもり」。


今年で129歳の時計は「機械遺産」にも指定されている。



「時計台」は、外観が「白い時代」と「オリーブ色の時代」があるらしい。
オリーブ色の時計台というものも面白いかもしれない。



時計台2階の演武場。
ここは卒業式などのイベントにも使用されたとのこと。
ここの卒業生は「新渡戸稲造」「有島武郎」「内村鑑三」などがいる。


北海道開拓時代を調べているといつもものすごい情熱を感じる。
わずか数年の月日を真剣に学び、そして卒業後、知識を活用し北海道の基礎を創り上げていった。
どんなことを、どこまで考えていたのだろう。

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