鮭のレバーペーストに舌鼓を打ってみた
「とことん浜味祭り」で確保することができたのは、
イクラが大好きな
「息子」の満面の笑顔と
プックリとハラが膨らんだ鮭のメス。
故郷に戻ってきた鮭には気の毒であるが、美味しく頂くので勘弁していただきたい。
まな板から豪快にはみ出す大きさ。
メスの鮭でコレだけの大きさは、なかなか見かける事はできないと思う。
優しく丸みを帯びた体のラインが愛らしいね。
よく見ると顔つきも美形だし。
切り身は、塩漬け、味噌漬け、味醂醤油漬けに分けて保存する。
「とうちゃん」が好きなのは味醂醤油。
切り身を焼くと、その身がフワッと仕上がり、とても美味しい。
「とうちゃん」一家の注目は、
その腹にぎっしりと詰まった「息子」の大好物のイクラだ。
優しく丁寧に取り出していく。
夢と期待に胸が躍っちゃう瞬間。
イクラが宝石のように輝いている。
忘れちゃいけないのが
「メフン」。
意外にココ、食べない人が多いらしいけど、美味しいよ!
いつもは、塩漬けにするけれど、今日は
「手作り塩麹」で漬ける事にした。
これは大成功!
強い塩気の中で糀のやさしい甘味が光っている。
プリプリとした食感と命の旨味が凝縮した「メフン」。
これは、日本酒との相性がいいでしょう!
絶対に酒が進んじゃうから、試してほしい。
今回、初挑戦だったのは
「鮭のレバーペースト」
この部位を、捨てちゃう人って多いんじゃないかな。
勿体ないです!
簡単なレシピだけど、
1 鮭の肝臓を取り出して、塩や牛乳で血抜きと臭い消しを行う。
2 茹でて、すり鉢ですりつぶす。
3 バター、塩、胡椒、その他レバーの血の臭いを消す香辛料を加えて出来上がり〜
初めて作ったけれど、いきなりの大成功!
牛や豚のレバーペーストには無い、魚のエキスを感じつつも、
レバーのネットリとした濃厚な旨味はたっぷりと味わう事ができる。
カリッと焼いたフランスパンに、ニンニクを擦り付けて、
タップリとレバーペーストと食べてみてほしい。
きっと鮭の事が、もっと好きになっちゃうから。
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