そう言えば、パン屋で「米粉」を使用したパンは良く見かけるけど、
「米粉」を使用したベーグルは、あまり見かけない気がする。
レシピは、
普通の強力粉 240g
米粉 60g
これに砂糖、塩、イーストなどを加える。
ちなみにベーグルは、バターやオリーブオイルなどの油は加えない。
(
副産物の小麦粉だるま)
そしてベーグルを作るときに特徴的なのは、「焼く」前に「茹でる」ことかな。
今回は、焼く前に卵を塗ってツヤを出してみた。
中に入れる具は冷蔵庫の残り物なのも、いつもどおり。
やはり「残り物」を上手にやりくりすることが、妻にほめられるコツであることを強調したい。
ただし、クリームチーズはたっぷり入れることは譲れない。
で、完成だ。
見かけはカッコ良くできた。
ベーグルの食感は、想像以上にどっしりモチモチに仕上がった。
たっぷりのクリームチーズとの組み合わせは、不思議なほどにマッチする。
この食感が不思議。
ただ焼くより、茹でてから焼くと米粉のモチモチ感が増すような気がするぞ?
まあ、この歯ごたえと大きさは、子供には不親切だったね。
「16世紀の文献では出産後の女性に"beygl"が贈られたと記されている。
出産後の女性や歯が生え始めた乳児にこのクラクフ式オブヴァジャーネックを贈る習慣が今でもクラクフに残っている。」
(ウィキペディアから)
ベーグルには、こののようなエピソードがある。
日本で言うところの「ハレ」の儀式に使う餅?みたいなもの。
この記事を読んで、久しぶりに食べ物に対する「敬意」を思い出した。
ちなみに、ロシアの客をもてなす儀式は「パン」と「塩」を使用される。