風林火山が夢のあと 甲府市

「とうちゃん」

2016年02月20日 08:24



甲斐は武田の風林火山。

「とうちゃん」の保育園時代の数少ない記憶の一つに、「川中島」のお遊戯がある。
今、思うと非常に趣味が渋い保育園だと思う。
保育園児に「川中島」は、ちょっとありえない気がするけどなぁ。

でも、そんな幼い頃の記憶のせいでしょうか、武田信玄の居城があった躑躅ヶ館跡を訪れて
みたのは。
ちなみに、現在は武田神社になっています。





【甲府城】

JR駅の側にある、甲府城跡。
部分的に復旧もされており、なかなか見ごたえのある観光拠点だ。
立派な石垣が残されている。

甲府城は、武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城された。
関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点として築かれたといわれ、徳川体制になっ
てからは西側への備えとしての重要性を保ち続けたといわれている。




【武田神社】

JR駅の周辺では、電動サイクル自転車が半日で500円でレンタルされている。
緩やかな坂が多い甲府の街を走るのに、とっても助かるね。

さて、JR駅から2kmくらいかな、ゆるい坂道を走ると正面に見える武田神社。

今までに見てきた城跡とは、明らかに違う地形。
城跡というよりは、屋敷跡という方がしっくりくる。

この地に、武田信玄と武田二十四将がいたと思うと、不思議な気持ちになる。




【武田信玄墓所】

戦国一代の英雄。
その墓としては、あまりにも寂しい質素な雰囲気だ。

その死が、あまりにも大きすぎて、秘匿せざる得ない世情。
厳しい上杉、北条との三つ巴。

なんか、ロマンを感じるほどの侘しさだ。




【円光寺】

信玄公の正室である三条夫人の菩提寺「円光寺」を訪れてみる。
高台から見る、甲府の街が気持ち良い。

何気ない風の気持ち良さって、旅の醍醐味の一つだよね。




【善光寺】

甲斐の善光寺は、武田信玄公が川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1558)
に、御本尊善光寺如来をはじめ、諸仏寺宝類を奉遷したことに始まる。
保護というには、過剰なほどの立派な寺院だった。



【サドヤワイナリー】

醸造所というには、あまりにも美しい建物。
もし可能ならば、ワイナリーで地ワインに合う料理でも食べようと思っていたんだけど、残念
ながら結婚式のため貸切になっていた。

イイね!こんな洒落たワイナリーで挙げる結婚式っていうのも。
羨ましい……

ちなみに、佐渡屋は江戸時代には「油屋」だったんだって。



【ほうとう屋 小作】

サドヤワイナリーで空振りした「とうちゃん」の胃袋。
どうしてくれようかと、甲府の街を彷徨っていると、出会えた「ほうとう屋 小作」。
ネットで情報収集した結果、オススメ店と判明。
もう「とうちゃん」の胃袋は「ほうとう」しか受け付けないね。

お味は想像していたよりも、根菜類の優しい甘みがよく出て美味しい。
それにしても、量が多すぎるのが辛かった。
かわいらしい「とうちゃん」の胃袋にとっては、とても1人前と言えないほどの量だ。


甲府の街を電動自転車で観光すると、だいたい5時間程度で、「とうちゃん」はひととおり見学
をすることができた。
緩やかだけど、坂が多い甲府の街、電動自転車は大助かりでした。

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