深い緑に囲まれたキャンプ場 「厚沢部町 レクの森」

「とうちゃん」

2012年10月03日 06:19


 道南の町「厚沢部町」を走る国道227号を曲がること、わずか1分で到着するのが、深い緑に囲まれ
ている「レクの森キャンプ場」

 自生北限となるヒノキアスナロ(ヒバ)や、自生南限となるトドマツをはじめ、約560種もの植物が
生育し、時期によっては「クワガタ採取の聖地」にもなる。




 テントの設営は「無料」
 バンガローは、大人1日1000円(1泊で2000円)、小人半額。
 駐車場からテントの設営場までの距離は、短いけれどリアカーは無い。
 テントの設営場は、広くないので10棟も建ってしまうと、ちょっと不快を感じそうなくらいの広さ。
 炊事場は1棟、屋根付きのバーベキューハウスは2カ所、水洗トイレが1棟。
 国道から近いのに車の騒音は、聞こえないけど、近くのコンビニや道の駅は、車で5分圏内にある。
 特に道の駅では、季節の野菜が格安で売られていることは、大きなメリットだ。
 しかも!クワガタ飼育セットなど、時期によっては必需品となるアイテムも売られている。
 



 テントを持参していた「とうちゃん」一家だけど、天候が崩れ小雨が降り続けていたため、生まれて
初めての「バンガロー」を体験する事になった。



 バンガロー利用者だけは、車をキャンプ場の奥まで乗り入れることができる。
 4000円の支出は厳しいけれど、これは楽だ〜。
 丸太で出来たバンガローは、とても良い木の香りがする。
 バンガローは、想像していたよりも綺麗で、虫が少なかったし。
 
 
 




 子供の遊び場として、小規模なアスレッチックが設置されている。
 30分あれば、一通り遊ぶことができる規模。
 遊びざかりの「息子」には、ちょっと物足りないかな。
 混雑する時期は、厚沢部町内から訪れる人も多く、賑わいすぎるとのレビューもあったので注意。

 時期が合えば、クワガタや蝉などの昆虫採取で盛り上がるんだろう。

 残念ながら今回、キャンプ場で見かけた虫は、大量の「蚊」だ。
 まさに出血大サービス!
 虫除け対策をしていたにも関わらず、1時間程度で14カ所を吸われる大惨事となった。



 
 小雨の合間を見つけては、蒸した森の中で「森林浴」を楽しみながら飲酒する「とうちゃん」。
 温めに蒸した、深い緑色の空気を肺一杯に吸い込みながら飲む酒。
 イイね!





 
 バーベキュー場は、混雑時期は要予約だ。
 でも・・・・焼き場が、ちょっと惨い状態。
 いくら無料でも、管理人がいるのに、あの状態はあり得ない気がする。

 管理人さんは、利用客のマナーの悪さをぼやいていた。
 確かにマナーは悪いと思うけど、放置し過ぎも・・・ねぇ。





 キャンプ場から車で7分くらいかな、俄虫(がむし)温泉がある。
 今まで「俄虫(がむし)」と言う地名から、蛾が飛んでいるイメージを持っていた。
 調べてみると「がむし」の語源は、アイヌ語の「カムイウシ(熊が多い)」という説が多かった。

 温泉旅館の建物は、予想に反して新しく綺麗だ。
 温泉浴槽とジャグジー風呂、外に露天風呂がある。
 無色透明無臭の湯は弱酸性で、ちょっと温め。
 遊び疲れた体に心地よく染み込む感じが、とっても気持ちよい。





 温泉の帰り道、厚沢部町の祭りで神明神社の山車が練り歩いていた。
 山車は、江差町の渡御祭で見かけるような雰囲気。
 調べてはいないけど、きっと江差の山車とつながりがあるんじゃないかな。

 この祭りの雰囲気が素敵だったなぁ。
 学生さん達が、祭りで急速に接近してカップルが生まれる感じ?
 「イイよね〜そんな高揚感」ってトキメキながら、山車を眺めていた「とうちゃん」でした。



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