とことん遊ぶぞ 北海道！ › 北海道のグルメ › 日本最大級の一枚ガラスと六花亭の菓子の由来
2012年02月03日
日本最大級の一枚ガラスと六花亭の菓子の由来
五稜郭公園の側に佇む「六花亭」五稜郭店。
知られていそうで、意外に知られていない穴場だ。
「六花亭」
北海道を代表する菓子屋であることは、疑いの無いところ。
戯れに店の歴史を調べてみると、非常に興味深いことを知ることができた。
時代は1860年、函館で千秋庵という菓子屋が開店した。
もちろん、今でも営業中の有名店だ。
函館千秋庵を総本店として数店の支店が出店された。
そのひとつが1894年に出店した小樽千秋庵（1995年廃業）。
さらに小樽千秋庵で修行した岡部式二氏が1921年に暖簾分けしたのが札幌千秋庵。
さらにさらに札幌千秋庵から1933年に暖簾分けした帯広千秋庵。
そんな帯広千秋庵が、「ひとつ鍋」「大平原」「男爵」、そしてホワイトチョコレートをヒットさせて
札幌進出を計画した際に、札幌千秋庵がこれに大反対。
結局、1977年に千秋庵の暖簾を返上して「六花亭」に屋号を変更した・・・・・。
簡単に言うと函館千秋庵の子供の子供の子供が親と喧嘩して家出したってところかな。
初めて訪れたのは、桜の花が乱れ咲いていた、五稜郭が一番素晴らしく感じる季節だった。
幅は12m、高さは３mもの巨大な１枚ガラスは、日本最大級の大きさを誇り、
ここから見る五稜郭の桜が一幅の絵ようだったことをよく憶えている。
桜の時期も良かったけど、色気が無い雪の景色も枯淡の味わいと思えば嬉しくもあるね。
素晴らしい景色を眺めつつ、店内では喫茶スペースが設けられている。
豆がタップリ入っている「おこわ」がメイン「十勝強飯定食」が５００円。
お手頃価格で提供されているため、いつでも人で賑わっている。
「とうちゃん」も子供頃から大好きな菓子で、帯広開基70周年記念式典で提供された「ひとつ鍋」
十勝開拓の祖「依田勉三翁」の開拓の同志が、
ブタも人間も同じものを食べるほどの極貧生活を皮肉り、
「おちぶれた極度か豚と一つ鍋」と唄うと、その精神を正すべく、
「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」と唄ったのが十勝開拓の祖、依田勉三翁。
鍋型の最中（もなか）の中に、小さなお餅が２個、小倉餡、こし餡、白餡などの餡が詰まっている。
北海道開拓の極貧生活は、微塵も感じないほど美味しく贅沢な菓子だ。
綺麗で美味しいお菓子も良いけれど、ちょっとした小話と一緒に六花亭の「ひとつ鍋」、
北海道のお土産にいかがですか？
にほんブログ村
舌で感じる大漁の海老 えびそば一幻本店
採れたての枝豆で作る 贅沢なずんだ餅！ くるるの杜
秋の北海道 くるるの杜の大収穫祭
加工用トマトで作る 激ウマの手作りケチャップ体験 くるるの杜
生パスタが評判の店レヴァーロにて 札幌市円山
隣でとれた新鮮な野菜を美味しく 長沼町 CRESS
採れたての枝豆で作る 贅沢なずんだ餅！ くるるの杜
秋の北海道 くるるの杜の大収穫祭
加工用トマトで作る 激ウマの手作りケチャップ体験 くるるの杜
生パスタが評判の店レヴァーロにて 札幌市円山
隣でとれた新鮮な野菜を美味しく 長沼町 CRESS
Posted by 「とうちゃん」 at 23:08│Comments(2)
│北海道のグルメ
この記事へのコメント
もうびっくりです！
とうちゃんの説明力！・・勉強家なんですねー（いつも思ってますが）
函館の千秋庵が祖先だったんだー！（笑）
昔々（笑） 姉が池田町（ワイン城の町）に住まいしてて
帰函のお土産が「十勝日誌」
いまでは、どこでも見かける六花亭（笑）
ショーケース内のあの箱を見ると懐かしいですよ。
これからも函館の色々なルーツ教えてね～（笑）
とうちゃんの説明力！・・勉強家なんですねー（いつも思ってますが）
函館の千秋庵が祖先だったんだー！（笑）
昔々（笑） 姉が池田町（ワイン城の町）に住まいしてて
帰函のお土産が「十勝日誌」
いまでは、どこでも見かける六花亭（笑）
ショーケース内のあの箱を見ると懐かしいですよ。
これからも函館の色々なルーツ教えてね～（笑）
Posted by スナ婆 at 2012年02月04日 09:14
スナっちさん、こんにちは。
嬉しすぎるコメント、アリガトウございます。
照れちゃいました。
調べるほどハマっていく函館の奥深さ。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
嬉しすぎるコメント、アリガトウございます。
照れちゃいました。
調べるほどハマっていく函館の奥深さ。
これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。
Posted by とうちゃん at 2012年02月05日 08:40
