とことん遊ぶぞ 北海道! › 北海道のイベント! › 「第182回 木古内町寒中みそぎ祭り」が開催される今週末
2012年01月10日
「第182回 木古内町寒中みそぎ祭り」が開催される今週末
冬の道南生活で「とうちゃん」が楽しみにしていたイベント。
「第182回 木古内町寒中みそぎ祭り」が、
今週末1月13日から1月15日にかけて開催される。
天保2年(1831年)から続けられている神事は、今年で182回を迎えるらしい。
「第182回」・・・それだけで尊敬に値する歴史と言える。
【木古内町 佐女川神社】
神社の本殿は新しいけれど、創建は1625年(寛永2年) と伝えられている歴史ある神社。
玉依姫命を主神として高皇産霊神、神皇産霊神、倉稲魂尊が祭られている。
【寒中みそぎの由来】
1831年1月15日の早朝、「御神体を潔めよ」と佐女川神社の神主の夢枕にお告げがあり、
神主は、神社の真下を流れていた佐女川で氷を砕き、自分の体を清めた。
河口には、波に打たれた大鮫、その背中の上には白衣を着た美しい女性の姿があったという。
神主は、御神体とともに何度も極寒の海へ沐浴した。
しかし神主が気づいた時には既に女性の姿はなく、大きな鮫は川を上り上流の佐女沼に姿を消した。
その後は、村の豊作豊漁が続き、天保の大飢饉を乗り越え、木古内町は賑わいを見せた。
「木古内町HP 参考」
近年は「木古内寒中みそぎ祭り」として、町を挙げた一大行事として催行されている。
「寒中みそぎ」で御神体を潔める行修者は、四年間で四つの役を担い、担当するご神体を清める役を担う。
行修者を努める4年間は、たとえ故郷を離れていても、祭りの日には必ず帰省しなければならない。
極寒の地で行われる「寒中みそぎ」だけど、4年間脱落する者は誰もいないらしい。
近年は、行修者になることを希望する者が少なくなっているとも耳にした。
昼夜を問わず真水で鍛錬を重ねた行修者は、厳寒のみそぎ浜で海中沐浴を行う荒行。
こちらの「木古内町 観光協会HP」を見ていただけると「みそぎ」の凄さが分かると思う。
荒々しい「みそぎ」は、清々しく神々しい。
根性が足りない「とうちゃん」が木古内町で生まれていたら・・・行修者に立候補できただろうか?
【小春日和の優しい「みそぎ浜」】
初年度は弁財天を、
二年目は山の神(大山津見神(おおやまづみのかみ))を、
三年目は稲荷(宇迦御魂神(うがのみたまのかみ))を、
最終の四年目は別当(べっとう)を務め、お清めするご神体は佐女川神社の主祭神である玉依姫命を禊ぐ。
【「みそぎ浜」から函館山を望む】
「第182回 木古内町寒中みそぎ祭り」では「みそぎグルメフェア」、「みそぎ太鼓」、「もちつき・もちまき」、
変わったところでは「ホタテビルダー選手権」なども開催される。
昨年度の写真をみていると、もの凄い人出だった・・・・。
早くも週末が楽しみな「とうちゃん」でした。
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Posted by 「とうちゃん」 at 21:22│Comments(2)
│北海道のイベント!
この記事へのコメント
昨日TVでみましたよ。(去年の様子)
ここまでする必要があるのか?と思いましたが・・・182年も続いてるんですね。
ここまでする必要があるのか?と思いましたが・・・182年も続いてるんですね。
Posted by わかばかん at 2012年01月11日 17:13
わかばかん さん、こんばんは!
凄いですよね、こんな真冬の寒い時期に寒中禊なんて。
今週末は、あいにくの大寒波の予報だし・・・・
見ているだけで風邪引きそうだけど、是非頑張って欲しいですね。
凄いですよね、こんな真冬の寒い時期に寒中禊なんて。
今週末は、あいにくの大寒波の予報だし・・・・
見ているだけで風邪引きそうだけど、是非頑張って欲しいですね。
Posted by とうちゃん at 2012年01月11日 22:43