さぽろぐ

旅行・温泉・観光  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


とことん遊ぶぞ 北海道! › 北海道開拓に思いを馳せる › 北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた

2011年11月13日

北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた

1892年(明治25年)年1月1日に点灯して以来、船の安全を見守り続ける石狩灯台。
北海道では、現存する最古の灯台となっている。
建設当初は、木造六角形黒白だったけど、1908年(明治41年)に鉄製円柱になり、1965年に無人化された。
現在は概観をコンクリートで補強している。
現在も灯塔内部に、当時の内壁や鉄板が残っているらしい。


北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた



開設以来、100年以上の歴史を誇る石狩のシンボル。

石狩灯台は、かつて白と黒の縞模様だったけど、1957年(昭和32年)に
松竹映画「喜びも悲しみも幾年月」の撮影の舞台となった。
せっかくのカラー映画、色彩効果を出すために赤白模様に塗り替えたところ、
意外にも航行する船舶からも「見やすいねぇ〜」と評判が上々だったので、そのまま赤白の配色となったとの噂も。


ちなみに灯台のシステムって知っていますか?

光り輝くレンズの回転数は、灯台によって異なっているので、船から見える光が点滅する時間を計測すれば、
輝いているのが、どこの灯台を知る事ができて、自分の船の位置が把握できるというもの。
GPSによる位置の把握が容易となっている現代においては、非常時くらいにしか使用しないのかな?
どうでしょうね?


北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた

石狩灯台が設置されているこの場所は以前、河口近くであったらしい。
しかし石狩川が運んでくる大量の土砂によって、砂嘴の先端が成長していった。


北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた


石狩灯台を含む1.5kmにおよぶ砂嘴(さし)そのものが「はまなすの丘公園」となっている。
初夏にピンク色の花を咲かせるハマナスが有名で、ほかにも道内最大の群生地ハマボウフウ、
北限のイハマエンドウやハマヒルガオなど、150種類程度の海浜植物が群生することで知られている。

北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた

北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた


木道などを使って河口部の浜辺まで行ける。
園内は一部海浜植物保護地区に指定されているため、植物はとらない、踏みつけない、荒らさない。
訪れる季節は、様々な花が咲く初夏をお勧めしたい、冬が始まる今日この頃だ。





にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村


おまけの画像はコチラ↓


北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた

あなたにおススメの記事


同じカテゴリー(北海道開拓に思いを馳せる)の記事画像
北海道遺産「江別のれんが」を訪ねて セラミックアートセンター
クラーク博士が残したもの 札幌農学校第2農場
北海道発展の礎 旧開拓使工業局庁舎
木造から赤レンガ 開拓使から北海道庁へ
札幌の街を見守り続ける時計台 道民との相思相愛
お引越しのご挨拶 桜咲く北海道神宮
同じカテゴリー(北海道開拓に思いを馳せる)の記事
 北海道遺産「江別のれんが」を訪ねて セラミックアートセンター (2016-07-09 06:59)
 クラーク博士が残したもの 札幌農学校第2農場 (2016-05-31 21:06)
 北海道発展の礎 旧開拓使工業局庁舎 (2016-05-17 06:46)
 木造から赤レンガ 開拓使から北海道庁へ (2016-05-15 07:14)
 札幌の街を見守り続ける時計台 道民との相思相愛 (2016-05-14 06:14)
 お引越しのご挨拶 桜咲く北海道神宮 (2016-05-09 06:37)

Posted by 「とうちゃん」 at 08:21│Comments(0)北海道開拓に思いを馳せる
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
北海道最古の「石狩灯台」を訪問してみた
    コメント(0)