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とことん遊ぶぞ 北海道! › 海を渡って › あぁ文明開化 生糸と製糸場 富岡市

2015年12月26日

あぁ文明開化 生糸と製糸場 富岡市

萩市への旅行といい。
今年は、なにかとNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に縁があった気がするな。
そんな訳で、今日は群馬県富岡市にある「旧富岡製糸場」にやってきました。
こんにちは、「とうちゃん」です。


【富岡製糸場正門】

富岡製糸場は、日本初かつ世界最大の本格的な器械製糸の工場。

江戸時代から明治時代へ。
日本の近代化や技術革新に大きく貢献した工場は、敷地を含む全体が国の史跡に、初期の建造物
群が国宝および重要文化財に指定されているほか、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産と
して、2014年に世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところ。



【蚕の花?】

江戸時代末期に開国した際、日本からの輸出品の86%までも生糸と蚕種が占めた。
でもね、どこの世界でもそうだと思うけど、急激な需要の増大は製品の質の低下を招き、日本の
生糸の国際的評価の低落につながった。
「日本ノ生糸ハ、イリマセ〜ン」という台詞に、「息子」大爆笑。



【フランス式繰糸機】

明治維新後、政府は日本を外国と対等な立場にするため、産業や技術の近代化、文明の西欧化を
進めていった。その資金を集める方法として、生糸の輸出が一番効果的だと考えた政府。

政府は日本生糸の信頼回復を図るべく、品質改善・生産向上と、技術指導者を育成し、 洋式の繰
糸器械を備そなえた模範工場がつくられることになった。

政府は外国資本を入れず、国策として器械製糸工場を建設することとした英断により、明治3年に
官営模範工場建設が富岡の地への建設が決定した。



【東繭倉庫キーストーン】

富岡製糸場は明治5年にフランスの技術を導入して設立された。
誇らしげに刻まれた「明治5年」の文字と要石。
積まれたレンガも手間のかかる「フランス式」で組まれている。

明治政府が立ち上がって間もなく、財政も人材も乏しい時期にもかかわらず、日本各地に導入さ
れた官営工場。
安易に外国資本を導入せずに、高額な「お雇い外国人」を雇い、日本への技術導入に勤めた、明
治政府の英断に感謝したい気持ちになるね、富岡の歴史を学んでいくと。



【繰糸所外観】



【現在の富岡製糸場の繰糸場】

器械製糸工場としては、当時、世界最大級の規模を持っていたんだって。
そして富岡に導入され、日本の気候にも配慮して造られた器械は、日本の他の地域の製糸工場に
も取り入れられ、働いていた工女たちは各地で技術を伝えることに貢献した。

これだよね、大事なのは。
優れた技術を導入して、広めて、国を富ませること。
当時の政策の明確な意志と、考えるスケールの大きさを、感覚的に感じることができる。


ちなみに、工女たちの労働環境は充実していたらしい。
日曜日が休み、年末年始と夏期の10日ずつの休暇、1日8時間程度の労働、食費・寮費・医療費
などは製糸場が負担し、制服も貸与されたんだって。
現代と比べると、ちょっと厳しい労働条件だけど、当時としては先進的な好条件だったんだろう。



【東繭倉庫】

ちなみに、富岡に製糸場が建設された理由。
周辺で養蚕業がさかんで繭の調達が容易であることや、土質が悪く、農業には不向きな土地であ
ること、水や石炭などの製糸に必要な資源の調達が可能であること、全町民が建設に同意したこ
と、などが挙げられる。

でも、全町民の同意って、すごいよね。
昔から生糸生産に携わっている人たちの抵抗がありそうな気がするけれど。



【首長館】

製糸場に負けないくらい、立派な建物。
こちらにお住まいだったのは「お雇い外国人」ポール・ブリューナ。

日本への技術の導入のために。
高額、好条件で「お雇い外国人」を雇う必要があったことは十分に理解できるけど。
彼らへ支払う高給、官営ならではの非効率さなどから、官営富岡製糸場は大幅な赤字が続いてい
た。ちなみに、日本人のみの経営となった明治9年度には大幅な黒字に転じた。

でも、この赤字があったからこそ、日本の近代化が進んだと「とうちゃん」は理解したい。




そんなこんなで世界遺産に認定された富岡製糸場を訪れてきました。
世界遺産認定された当時は、ものすごい観光客だったらしいけど。
もちろん今も混雑はしているけど、休日でも見学するのに支障が出るほどは混雑していない。

ただ「とうちゃん」が絶対にオススメしたいのは、大河ドラマ「花燃ゆ」見てからの方がイイね。
富岡製糸場ができる前の話を知ってからの方が、絶対に面白いから。


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Posted by 「とうちゃん」 at 05:31│Comments(0)海を渡って
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