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2012年10月05日
プラタナスの木が映える 函館の並木道
「プラタナス」
スズカケノキ科スズカケノキ属に属する植物の総称。
その語源は、ギリシャ語の platys(広い)にあり、大きな葉に由来しているとのこと。
函館市に住んでみて気がついた。
植えられている街路樹には、プラタナスの木が多いことに。
函館市民の必需品「函館市史(通説編第4巻 第7編 市民生活の諸相)」に、函館市の街路樹
についてのコラムが掲載されているので、参考、抜粋し掲載する。
函館市の街路樹の歴史。
昭和9年大火以前、好んで植樹されたのは、クロマツ、ニセアカシヤ、シダレヤナギ。
昭和30年代には、ケヤキ、シナノキ、ヤチダモが主流となる。
甘い花の香りが特徴的なニセアカシヤは、一時期植樹されなくなっていたが、昭和40年代には再び植
えられるようになった。
昭和40年代初頭の函館では、都市計画道路総延長の24.9%、37.7kmにわたって樹木が並び、ニセ
アカシヤの2700本をトップに、プラタナス、ヤチダモなど39種8300本に達していた。
その後、強風に弱いニセアカシヤに取って代わるように、昭和40年代後半からプラタ
ナスに比重が移って行く。
プラタナスは、公害には強いが、葉が茂りすぎて視界の妨げになり、剪定が容易でないため、昭和
50年代には、ナナカマドが植栽されるようになっていく。
簡単ながら、函館街路樹の歴史でした。
函館市をサイクリングしていると。
同じ路線、同じエリアでは、同じ種類の街路樹が多く植樹されている場合が多いことにも気がつく。
街路樹にとって、迷惑かもしれないけれど、流行があるんだろうね。
函館市の高木街路樹のうち、プラタナスが約6000本、ナナカマドが約4000本、以外にも黒松が約
4000本。(平成12年度 函館市市勢要覧から)
プラタナスも良いけれど、「とうちゃん」は、イチョウやクルミの木が好きだ。
理由は、もちろん言うまでもないよね。
秋が深まる頃、イチョウの街路樹の下で、ビニール袋を片手にウロウロしているのは「とうちゃん」
かもしれない。
気がつくのは、良いことだ。
自分の世界が広がっていくのだから。
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Posted by 「とうちゃん」 at 13:06│Comments(0)
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