『汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり 愛宕の山に入り残る 月を
旅路の友として〜』
心に沁みる歌ですよね「鉄道唱歌」。
【汽笛一声】って言葉のインパクトにメロメロです。
この歌は、明治時代に作詞された唱歌で全6集・374番からなり、長らく日本で一番長い歌だった。
国鉄時代から特急・急行列車の車内放送の前に流す車内チャイムの一つとして使用されているため、
「鉄道唱歌」と言う曲名を知らない人でも、耳に馴染んでいる人は多いと思う。
汽車の車内で、このメロディを聴くと「到着したな〜」って気持ちになるのは「とうちゃん」だけ
では無いはずだ。
1872年(明治5年)10月14日)に、旧新橋駅〜旧横浜駅を結んだ日本初の鉄道が開業した。
これ記念し、制定されたのが
「鉄道の日」。
鉄道の日を記念してJRグループや私鉄などは、10月の中旬頃「鉄道の日」イベントを催すことが多い。
注意したいのは、関連イベントは10月14日「鉄道の日」に開催するのではなく、10月中旬頃の休日
に開催されることが多いこと。
今年の函館市は、10月13日に
「五稜郭車両所」にて鉄道イベントが開催された。
ちなみに
昨年は「五稜郭駅」にて開催されている。
やっぱり嬉しい
【車両エンブレムの展示】コーナー。
実際に乗車したことがある車両は「函館大沼号」「CASSIOPEIA」。
廃止された車両のエンブレムもあり、心の奥がくすぐられてしまう。
乗車した事は無いけれど「夢空間」のエンブレムがお気に入りです。
【車両持上作業の実演】
車輪部と車体部は、簡単に取り外しができるとは、聞いていたけれど。
こんなに簡単に外すことができるんだね、乗車部と車輪部。
この作業は、専用の大型クレーンを使用するため、通常、駅の構内では行われない作業。
大きな車体を運ぶクレーンの動く速度が速く、ちょっと威圧感を感じてしまう。
キャリーのトランジット体験乗車も行われ、長蛇の列が出来ていた。
【整備工場の公開】
午後も深まる頃、黄金色の日差しが差し込む整備工場。
染みついている油と土の匂い?磨いた金属のような空気?良く整理された工場って美しいよね。
年期が入っている、よく整理された工場にある機能美?って言うのかな。
とっても素敵だと思う。
さび止めの塗装の底から、磨かれて輝いている金属が顔を出している。
車輪のコントラストも、イイよね〜。
錆や開いた穴を補修している車両、塗装中の車両などなど、整備中の車両も、そのままに展示されて
いた。
【車両展示】
「北斗星」や「CASSIOPEIA」を牽引する青い「DD51」や臨時夜行特急列車「まりも」の車両展示。
なぜに「まりも」?って言う気がするけど。
もちろん運転席にも乗れてしまう。
スイッチを押してみたり、アクセルを入れてみたり。
昔の「息子」なら、電車ごっこを楽しむところだけど、今日の「息子」は、スイッチを入れたり、ア
クセル操作を繰り返してみたり。
大人になったと言えばいいのか?
それとも・・・興味が薄れてきた・・のかな?
【レールを利用した・・・】
乗りたくなっちゃうよね、レールを利用する自転車。
三笠の鉄道博物館のイベント時には、1時間近くも待たされた思い出もある。
初めて見たのは、レールを利用した原動機付きの・・乗り物?
15分程度の待ち時間で乗車できた。
レールの上を、風を受けて張ることが出来る機会なんて、早々にあるものじゃないしね。
普段は見るだけ、乗るだけの電車。
「鉄道の日」関連イベントに参加して、イロイロな角度から電車を眺めて見ませんか?
電車に興味が無い人も、充分に楽しめる面白いイベントですよ!
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